どうも、おハナマル☆スポーツ運営者のおハナマル(@sportsohanamaru)です。
ダーツバーや漫画喫茶で
初めてダーツをプレーする方が多いであろう『ダーツ』
だからこそ、ルールやマナーを知らずに続けてしまう場合もあるかもしれません。
このページでは、『ダーツゲームの種類』と 初心者が最初に知っておくべき「ルール」「マナー」をまとめました。
【ダーツ】ゲームにはどんな種類があるの?
「ダーツ」とひとことで言っても、いくつかのゲームがあります。まずは、簡単にゲームの説明をしていきます。
①カウントアップ
一番わかりやすく、初心者にもプレーしやすいゲームです。
- 1ラウンド=3投
- 8ラウンドで決着をつける
「3投×8(ラウンド)」で、とにかく高得点を目指していくゲームです。

※得点の数え方はこのページ後述を参照してください。
②「01」
最初に設定した数字を、より早くゼロにするゲームです。
- 設定する数字は、301・501・701・901・1001・1501 のうちのどれか
- ラウンドは10~15が一般的(設定数が大きい場合、ラウンドを増やすこともある)
- ラウンドの途中でゼロを超えてしまった場合、直前の点数に戻りプレーヤーも交代となる
ゲーム序盤はあまり考えずに投げていても問題ないかもしれませんが、数字が小さくなっていくにしたがって、頭脳と技術が必要になっていきます。
(詳しいルール解説は 別ページで書きます)
③クリケット
【難易度高め】戦略性の必要なゲームです。
- 狙えるのは、15~20とブル
- 1回当てただけでは得点にならない
- 3回当てたら自分の陣地となり、4回目から得点となる
- 逆に相手に3回当てられたら、相手の陣地となる。相手の得点を無効化するためには その同じ数字に3回当てる必要がある。
ここにある説明だけでは混乱する 少し複雑なルールです。
【基本】ダーツゲームのルールとマナー
「カウントアップ」「01」「クリケット」と、それぞれゲームのルールは異なりますが、ダーツとして共通のルールとマナーがあります。
ここでは、『ダーツを投げるときのルール』『ポイントの数え方』『守るべきマナー』について解説していきます。
【基本ルール①】ダーツを投げるときのルール
「ダーツを投げる」ということに関しては、あまり難しいルールはありません。
- スローラインより後ろから投げる
- ボードに刺さらず、落ちた場合は投げ直すことはできない
あとはマナーとして、
- 「投げる手」と「スローラインに置く足」は同じにする
- アンダースローで投げない
などがあります。
【基本ルール②】ダーツのポイントの数え方
ダーツは、入った位置によってポイントが決まります。
- 【シングル】…入った数字そのままが得点になる
- 【ダブル】 …入った数字の2倍が得点になる
- 【トリプル】…入った数字の3倍が得点になる
- 【ブル】…中心の部分・50ポイント/25ポイント(詳細後述)
シングル・ダブル・トリプルでは、下の図『青』で囲った三角状の範囲でポイントを計算していきます。図では、三角の延長線上の数字が「20」となっているので、「20ポイント」が基準となります。

シングル・ダブル・トリプルの『基本のポイントの数え方』と『ブルのポイントの数え方』を、それぞれ解説していきます。
【シングル】入った数字がそのままポイントになる

【シングル】というのは、上の図『黄色』の部分(赤と緑のラインは含まない)ところに入った場合の得点です。
例えば、「20のシングル」に入った場合は、そのまま「20ポイント」があなたの得点になります。
【ダブル】入った数字の「2倍の数」がポイントになる

【ダブル】とは、外側の円(赤と緑の部分)に入った場合の得点です。ダブルの場合は、「入った基準の数字×2」のポイントが あなたの得点になります。
例えば、「20のダブル」に入った場合、2倍の「40ポイント」があなたの得点になります。
【トリプル】入った数字の「3倍の数」がポイントになる

【トリプル】とは、内側の円(赤と緑の部分)に入った場合の得点です。トリプルの場合は、「入った基準の数字×3」のポイントが あなたの得点になります。
例えば、「20のトリプル」に入った場合、3倍の「60ポイント」があなたの得点になります。
【ブル(中心部分)】50ポイント/25ポイント・ゲームによって異なる

【ブル】とは、中心部分の小さい円(中央の赤丸・その周りの緑の円)のことです。
このブルは、ゲームによってポイントが異なります。
- カウントアップ・01…赤も緑も「50ポイント」
- クリケット…赤(インナー)は「50ポイント」、緑(アウター)は「25ポイント」
となっています。
【気持ちのよいマナー】相手に敬意を持って楽しくダーツ
ここまでは「ダーツのルール」に関してのお話をしてきました。
ルールをきちんと理解することも大事ですが、スポーツではマナーも大切です。
ダーツは、お酒を飲む場や漫画喫茶などに置かれていることも多いですが、本来はれっきとしたスポーツです。
対戦をする場合は、しっかりと相手に敬意を持って楽しくゲームを楽しみましょう。
細かく言えば、ダーツ特有の「挨拶」や「掛け声」などもあるようなのですが、ここでは『危険行為』を中心にマナーをお伝えしておきます。
(1)スローラインより前に立たない
ダーツは、尖ったものを投げるスポーツです。相手のスローを待っているときにスローラインより前に立つのは危険です。
また、相手のプレーの邪魔にもなります。礼儀としてもよくないので スローラインより前に出るのはやめましょう。
(2)ダーツを渡すときは、尖った部分を自分側にする
ダーツは先端が尖っています。相手のダーツを拾って渡すことがあった場合には、尖った部分を自分側にして渡しましょう。
(3)相手がダーツを拾っている間は 投げる構えをしない
相手が投げ終わり、ダーツを拾っている間に投げる構えを開始するのはやめましょう。
ダーツは尖っていて、相手が前にいるのにうっかり投げてしまうと危険ですし、構えること自体 相手に対しても失礼な行為になってしまいます。
相手がスローラインより後ろに戻ったのをしっかりと確認してから、投げ始めましょう。
しっかりとマナーを守って楽しみましょう!
【基本】ダーツの投げ方
イメージをつかむために、まずこの動画を見てみましょう。
動画の内容をまとめると、
- ぶつけるように投げない
- 野球投げをしない
- 「紙飛行機」を投げるイメージで
という感じでした。
また、経験者の方に「ダーツの投げ方」を実際に教えていただきました。詳しくは「ダーツの投げ方:ルールとマナー・コツ」として書きましたので、そちらをお読みください。

【ダーツの基本】まとめ
ここまで、1番始めに知っておきたい【ダーツの基本】をまとめてきました。
<ゲームの種類>
- カウントアップ
- 01
- クリケット
<ダーツを投げるときのルール>
- スローラインより後ろから投げる
- ボードに刺さらず、落ちた場合は投げ直すことはできない
<ダーツを投げるときのマナー>
- 「投げる手」と「スローラインに置く足」は同じにする
- アンダースローで投げない
<ポイントの数え方>
- 【シングル】…入った数字そのままが得点になる
- 【ダブル】 …入った数字の2倍が得点になる
- 【トリプル】…入った数字の3倍が得点になる
- 【ブル】…中心の部分
<最低限のマナー>
- スローラインより前に立たない
- ダーツを渡すときは、尖った部分を自分側にする
- 相手がダーツを拾ってる間は 投げる構えをしない
<ダーツの投げ方>
参考動画👉【MOYA/ダーツ】