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サッカーの攻撃のチャンス「コーナーキック」
ここで反則を取られてしまったら、せっかくのチャンスが台無しです。コーナーキックに関するルールをしっかりと覚えていきましょう。
目次
【コーナーキック】基本的なルール
サッカーのコーナーキックは、相手側ハーフで守備側選手によって「ゴールライン」からボールが出されたときに、プレー再開のためにおこなわれるものです。
赤丸…守備側選手
黒丸…ボール

<解説>
長方形の短いライン側(ゴールライン)にボールが出たとき、最後にボールに触れたのが守備側選手だった場合にコーナーキックとなります。
最後にボールに触れたのが攻撃側選手だった場合は「ゴールキック」、サイドラインからボールが出た場合は「スローイン」での再開となります。

【コーナーキックの方法】
余計なファウルを取られないために、正しいコーナーキックの方法をしっかりと覚えていきましょう。
正しいボールの置き方
コーナーキックを蹴る際、どのようにボールを置くのかを解説していきます。
コーナーキックを蹴るための線「コーナーアーク」は、一つのゴールラインに2箇所あります。

コーナーキックは、ボールがゴールラインを越え、そのボールが出た地点に近い方のコーナーからおこないます。

<解説>
ボールが出た位置がコート中央から見て、緑矢印の側から出たら上のコーナーアーク、赤矢印の側から出たら下のコーナーアークからのコーナーキックになります。
コーナーキックを蹴るときのボールの位置は、このアークの線のどこかに触れていればよく、かならずしもこの「アークの内側」になくてもよいとされています。

※ほぼ外だとしても、ボールがコーナーアークのライン上にあるので、これでもOKです。

※こちらの場合は、コーナーアークラインから外れてしまい完全に外側に出てしまっているのでNGです。このまま蹴ってしまったときは、インプレーにはならずにもう一度コーナーキックのやり直しになります。
コーナーキックを蹴るときの決まり
ここからは、実際にコーナーキックを蹴るまでの決まりです。
- ボールは静止させる
- コーナーフラッグを動かしてはいけない
コーナーキックから インプレーになるまでの決まり
コーナーキックが蹴られ、ゲームが再開しインプレーとなるまでの決まりを解説していきます。
- 守備側選手は、ボールがインプレーになるまで、コーナーアークから9.15m離れていなくてはならない※1
- ボールが明らかに動いたらインプレーとなる※2
- キッカーは、インプレーになったのち他の競技者がボールに触れるまで再びボールに触れることはできない
※1…インプレーになる前に守備側選手が9.15m以内に入った場合は、コーナーキックのやり直しとなる
※2…ボールが明らか動いた時点でインプレーとなるので、ミスによってコート外に出てしまっても「スローイン」もしくは「ゴールキック」での再開となる
また、ボールはコーナーアークからは必ずしも出る必要はない
そのほかの決まり
正しいコーナーキックができなかったとき、またはそのほかの決まりをまとめます。
- コーナーキックが蹴られ、インプレーになったのち他の競技者が触る前にキッカーが再びボールに触れてしまった場合は、相手側の間接フリーキックとなる
- コーナーキックで蹴られたボールが、直接ゴールに入ったらそのまま得点とされる
- コーナーキックは、ゴールキーパーが蹴ってもルール上問題はない
【コーナーキックのルール解説】まとめ
ここまでコーナーキックのルールを見てきました。最後にもう一度、ルールをまとめておきます。
<コーナーキックになるとき>
相手側ハーフで、守備側選手がゴールライン方向コート外にボールを出したとき
<正しいボールの置き方>
ボールがコーナーアークに触れている位置に置く
※必ずしもコーナーアーク内でなくてもよい
<コーナーキックを蹴るときの決まり>
- ボールは静止させる
- コーナーフラッグを動かしてはいけない
<インプレー(ゲーム再開)になるまでの決まり>
- 守備側選手は、ボールがインプレーになるまで、コーナーアークから9.15m離れていなくてはならない
- ボールが明らかに動いたらインプレーとなる
- キッカーは、インプレーになったのち他の競技者がボールに触れるまで再びボールに触れることはできない
<そのほか>
- コーナーキックが蹴られ、インプレーになったのち他の競技者が触る前にキッカーが再びボールに触れてしまった場合は、相手側の間接フリーキックとなる
- コーナーキックで蹴られたボールが、直接ゴールに入ったらそのまま得点とされる
- コーナーキックは、ゴールキーパーが蹴ってもルール上問題はない