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今回は、おハナマルさんからのリクエストにより、アスリートとしての『食生活改善』について書かせていただきたいと思います!
目次
なぜ食事に関してのアドバイスができるのか
まず、なぜ私が食事に関してアドバイスをできるのかということについて書きます。
食生活を変えて体調が改善!

(写真はイメージです)
もともと私は体があまり強いほうではなく、風邪もよく引いていました。
2016年末頃から、意図的に食生活の改善に取り組みました。すると、目に見えて体調が良くなっていったのです。
あれだけ引いていた風邪も、『1年間で1~2回引くかどうか』というペースになりました。
しかも、風邪をひいてもすぐ治ります。
今では、なぜあそこまで体調を崩していたのか、不思議に思ってしまうぐらいです。
食生活を変えて寝つきが良くなった!
もともと寝つきが悪く、睡眠導入剤を使うほどでした。
これも食生活を改善してみると、あれだけ悪かった寝つきがよくなり、睡眠導入剤も必要なくなったのです。
体質的に「もう治らない」と思っていたので驚きました!
さらに体も冷えなくなった!
さらに、嬉しい効果として『寒さに強くなった』ということがあります。
以前は、気温が一桁になると機嫌が悪くなるほど寒さに弱かったのです。
にもかかわらず、冬になって周りが凍えているときでも、あまり気にならなくなりました。
これは風邪を引かなくなった時期と一致していて、体温が上がったのかなと感じました。
このように、実際に食生活の改善で体調を良くしてきた経験があります。
また、その過程で食について調べたことで、アドバイスに必要な知識を得ることができたのです。だから、アドバイスができると考えます。
痩せにくいアスリートの食生活改善
私は人生を通じてほとんど太ったことがなく、また食生活を改善することでよりいっそう太りにくくなりました。
もともと太らないことには自信があることに加え、新たに得た食生活の知識を駆使してアドバイスを行っています。
そこで次に、痩せにくいアスリートの食生活改善について書きます。
食生活に『悪い癖』はないか?
痩せない多くの原因は、無意識のうちに行っている食事にあります。
- ついつい暇だから食べている
- 暴飲暴食してしまう
食生活の中に、このような『悪い癖』がないかを意識する必要があります。
また、巷では「何を食べるか」が重要視されがちです。
ですが、「何を食べないか」も重要なのです。
私たちの体は食べたものでできています。その食べたものが悪かったら、できるのは『悪い体』なのです。
私たちが無意識のうちに食べてしまっている悪いものを、体に入れないことが肝心なのです。
【血糖値の乱高下を防ぐ】甘いものを控える

「無意識に食べてしまう」という悪い癖。その中でも、甘いものを控えることが大切です。
というのも、砂糖を摂ると血糖値が乱高下しやすく、肉体面・精神面ともに良くない影響を及ぼしがちだからです。
「甘いもの」は痩せたい女性がよく食べていることが多いので、意識的に減らすことが重要です。
<缶コーヒーを止めた私の経験>
かつて私は甘い缶コーヒーが大好きでして、1日に3~4本は飲んでいました。
ですが、食生活改善に伴い、飲むのを止めました。
すると、その後しばらくして 寝つきが大幅によくなったのです!
もちろん缶コーヒーをやめたことだけが原因ではないと思いますが、時期的にもぴたりと一致しており、強い関連性を感じずにはいられませんでした。
「食生活を変えることはここまで効果があるのか…」
そう思った一件でしたね。
止めてしばらくして、久しぶりに缶コーヒーに口をつけたら、すごく甘く感じて飲めなかったことを今でも覚えています。
今では、缶コーヒーに限らず甘い飲み物全般は飲まずに、水やお茶にしています。摂取する砂糖の量に比べて満足感が低いと思うからです。
腸内環境を良くする
続いて、腸内環境を良くすることも大事です。
腸内環境を整えることで、免疫力が高まって病気にかかりにくくなります。(腸には多くの免疫細胞が存在しています)
また、栄養の吸収も効率的に行われるようになり、結果的に太りにくくなります。
腸内環境のために、次のようなものを食べるとよいです。
- 和食全般
- 発酵食品(味噌・納豆・漬物など)
- 野菜(青汁含む)
- 海藻
腸は「第二の脳」と言われるほど、体の中でも重要な器官です。腸内環境をしっかりと整えていきましょう。
腹八分を心がける
良い悪い以前に、普段から食べる量を少なめにして満腹を避けることも大事です。
摂取カロリー的にももちろんのこと、『食べすぎによる消化の負担』を和らげるためです。
私はもともと胃腸が弱く、「食べることが体の負担になる」という感覚は割とすんなり受け入れられました。
ただ、胃腸が強い方はたくさん食べすぎになりがちですので注意してください。
意識していなくても、体に負担はかかっています。
夜寝る前に食べない
胃腸への負担という観点からだと、夜寝る前に食べないことも大事です。
睡眠中も消化は行われますので、そこで胃腸に負担をかけないためです。
具体的には、
夜8時以降ないし寝る3時間前は食べないことが望ましいです。
毎日は難しいかもしれませんが、少なくとも寝る直前につまみ食いをしないようにはしましょう。
アスリートの食生活改善具体例:ノバク・ジョコビッチ選手
ここまでは私の体験談がほとんどでした。
「うまくいったのはレイニーデイだけじゃないの?」
「アスリートの事情はどうなの?」
そんな声が聞こえてくるかと思います。
なので、ここで一つアスリートの食生活改善の具体例を挙げます。
それは、言わずと知れたテニス界のトッププレイヤー、
ノバク・ジョコビッチ選手の例です。
ノバク・ジョコビッチ:テニスプレイヤー(セルビア・ベオグラード出身)
- ロジャー・フェデラー選手、ラファエル・ナダル選手とともに「ビッグ3」と呼ばれる強豪プレイヤー
- テニスの「全豪オープン・全仏オープン・ウィンブルドン(イギリス)・全米オープン」という最も格式の高い「四大大会」で計15回の優勝を達成
- 全豪オープンでは史上最多の7回の優勝を記録
- 名実ともにテニス界のトップに君臨している
実は小麦に弱かったジョコビッチ選手

ジョコビッチ選手は、かつて数年間スランプに陥っていた時期がありました。
そんな折、栄養学者との出会いをきっかけに、「小麦に弱い体質」であることに気がついたのです。
実家がピザ屋でもあり、普通に小麦製品を口にしていたジョコビッチ選手でしたが、それをきっかけに小麦を断ちます。
いわゆる「グルテンフリー(小麦粉に含まれているたんぱく質を摂らないこと)」の生活ですね。
食生活のネックになっている食品を見極める
ジョコビッチ選手の場合は小麦でしたが、皆さんにもネックになっている食品が必ずあると思います。
私の場合は、特に甘いものがそうでした。
今でも、貰い物や外食のセットのデザートぐらいは食べますが、基本的には砂糖が入った甘いものはほとんど食べないようになりました。
歯医者の定期健診でも口内の状態を褒められるようになりましたし、少なからず効果はあるように思っています。
「クセになっている食品」がありましたら、一度立ち止まって考え直してみるのもありなのではないでしょうか。
【体を正す】自分の食生活を知り、食生活を良くしていくこと
ここに挙げたことは、単に「痩せる」だけでなく、健康によいと思われるものを挙げました。試してみて実際に効果が出ている方法ですので、やって損はないと考えています。
- 自分の「食生活の悪いクセ」を見つける
- 甘いものは控える
- 腸内環境をよくする/腹八分/寝る前に食べない
- 食生活のネックになっている食品を見極める
体の乱れは食生活の乱れ
食生活を良くすれば自然と痩せていくものです。