サッカー

【FIFA ワールド杯】「男子サッカーワールドカップ」と「女子サッカーワールドカップ」の仕組み

どうも、おハナマル☆スポーツ運営者のおハナマル(@sportsohanamaru)です。

 

4年に一度のサッカーの祭典『FIFA ワールド杯』
男子サッカーにも、そして女子サッカーにもワールドカップがあるのをご存知でしょうか?

このページでは、「男子サッカーワールドカップ」と「女子サッカーワールドカップ」の仕組みについて、わかりやすく解説していきます。

男子サッカーワールドカップ:予選について

<FIFAワールドカップの仕組み>

予選大会は、本大会前に各地区ごとに1〜2年間かけて行われ、地区によっては1次、2次、最終予選の段階に分けられる。

最終的には「プレーオフ」や「大陸間プレーオフ」が行われ、全ての出場国が決まる。

現在のルールでは、本大会に進めるのは32か国。全出場国が決まってから、開催国で各グループリーグの抽選会が行われる。

Wikipediaより)

 

本戦に進むには数多くの試合をこなし、予選を勝ち抜いていかなくてはなりません。

 

まずは各大陸間の予選突破。
強豪国と言われている国ですら予選突破は簡単なことではなく、最初の難関です。

そして次に、予選から直接本大会出場が決定した国とは別に、一定の順位に食い込んだ国が大陸間のプレーオフに進みます。プレーオフに勝ち残った国と先の直接本大会出場国が合わさって、本大会のグループが作られます。

 

日本が参加する「アジア地区」の予選

<ワールドカップアジア予選の仕組み>

日本が属している「ワールドカップ アジア予選」では、3~4次予選で本戦出場権をかけて戦います。

 

アジア1次予選

<アジア一次予選の仕組み>

1次予選(日本は不参加):1次予選から参加する国と地域は、FIFAランキングによって定められています。

ランク上の「ポット1」とランク下の「ポット2」の12チーム2組(6チーム×2グループ)に分け、『ホーム&アウェイ方式』で対戦を行います。各グループの勝利国1カ国(×2)が【2次予選】に進出します。

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アジア2次予選

<アジア二次予選の仕組み>

2次予選(日本はここから参加): 40チームを8組(5チーム×8グループ)に分け、『ホーム&アウェイ』での2試合ずつの総当たり戦(各チーム8試合ずつ)を行います。

「各組1位」8チームと、「各組2位」のうち『成績上位4チーム』の計12チームが3次(最終)予選に進みます。

 

アジア3次予選

<アジア三次予選の仕組み>

3次予選: 12チームを2組 (6チーム×2グループ) に分け、『ホーム&アウェー』での2試合ずつの総当たり戦(各チーム10試合ずつ)を行います。

「各組上位2チーム」が本大会出場権獲得。
「各組3位」は4次予選(アジア地区プレーオフ)に回ります。

 

アジア4次予選(アジア地区プレーオフ)と大陸間プレーオフ

<四次予選と大陸間プレーオフ>

4次予選(アジア地区プレーオフ): 3次予選の「各組3位の2チーム」が、『ホーム&アウェー方式』で対戦。勝者が大陸間プレーオフに出場できます。

 

大陸間プレーオフ:4つの大陸連盟から各1チーム、計4チームが参加。

対戦国同士が『ホーム&アウェイ方式』で対戦。
2試合の総得点の多いチームが本大会への出場権が与えられます。

 

男子サッカーワールドカップ:本大会【グループステージ】

<ワールドカップ本戦グループステージ>

各大陸の予選が終わったら、いよいよ本戦の組み合わせ抽選をします。この抽選は、「開幕戦」をおこなう国以外で、グループ分けをするためのものです。

※FIFAランキング上位国、同じ大陸国が同じグループにならないように配慮されています。

 

32チームが8組(4チーム×8グループ)に分かれ、各組で総当たり戦(合計3試合)を行い、「各グループ上位2チーム」が決勝トーナメントに進みます。

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男子サッカーワールドカップ:本大会【決勝トーナメント】

決勝トーナメントは16チームによる勝ち残り方式で行われます。

対戦の組み合わせは、1回戦のみ1位通過チームと別組の2位通過チームの対戦となるように組まれます。

 

さらに、ここからは「同じ大陸チーム同士」も対戦するようになります。

それとは別に、「同一グループ同士」は反対側のブロックになるように配置されます。つまり、グループステージで同じ組だったチームは、決勝戦・3位決定戦以外では対戦することはありません。

<例>

 

90分で決着がつかなかった場合、30分の延長戦、それでも決着がつかない場合はPK戦で勝敗を決めます。

(ただし、PK戦の勝敗に関係なく公式記録上は『両チーム引き分け』となります)

 

女子サッカーワールドカップの場合

「FIFA女子ワールドカップ」は、1991年に第1回大会が行われた、まだ歴史の浅い大会です。

大会の規模は少しずつ大きくなっていて、1995年の第2回大会までは12チーム、2011年の第6回大会までは16チーム、2015年の第7回大会からは24チームが出場するようになりました。

※2011年の第6回大会では、日本女子がアジア初の優勝を果たしました。
※2019年の第8回大会はフランスで開催される予定

 

大会の仕組みは「男子サッカー」と同じく、開催国の代表チームと予選を勝ち抜いた代表チームが本大会に出場します。

 

【FIFAワールドカップの仕組み】まとめ

FIFAワールドカップの頂点を目指すのは、とてもとても長く大変な戦いの連続です。激戦を勝ち抜いた国(チーム)だけが、優勝を勝ち取れます。

ワールドカップアジア予選の仕組み

一次予選(12ヵ国)

二次予選(40ヵ国/一次からの勝ち上がり2ヵ国を含む)

三次予選(12ヵ国)※
うち、4ヵ国が本戦出場決定!

※3位は四次予選→大陸間プレーオフを勝ち抜けば本戦出場

FIFAワールドカップ本戦の仕組み

<グループリーグ>
32ヵ国(4ヵ国×8グループ)の総当たり戦

上位2ヵ国が決勝トーナメント進出

<決勝トーナメント>
16ヵ国で勝ち残り式(トーナメント)戦

最後まで勝ち残れば、優勝!!

 

こうして見ると、本当に長い道のりだということがわかります。
この長い戦いを勝ち抜いてきた各国の選手たち。戦う相手にも敬意を持って、正々堂々と勝利を目指していってほしいものです。

おハナマル
おハナマル
気持ちよく、一緒に「日本代表」を応援していきましょう!

 

 

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