どうも、おハナマル☆スポーツ運営者のおハナマル(@sportsohanamaru)です。
このブログを始めてから交流のあるソフトボール選手の本庄遥さん(@number_1h)

今まで何度も遥さんの考え方に触れ、また 行動を起こし活躍していく姿を見てきました。
アスリートとして、一人の人間としての創造性・行動力・本庄遥さんの魅力・ソフトボールへの想いをお伝えしていけたらと思います。

(中央上:本庄遥さん、チーム バーンズの選手たちと)
目次
本庄遥さんからの問題提起:「日本一になりたい理由ってなんですか?」
もしあなたが何かしらのスポーツをしていたら、ぜひ本気で考えてほしい質問が本庄遥さんからされました。
それが
「日本一になりたい理由ってなんですか?」
野球だったり、サッカーだったり、テニスでもソフトボールでもなんでも、スポーツをやっていれば『大会の1位=優勝』を目指すのが当たり前に目標になっている日本のスポーツ界。
だけど、「なぜ日本一を目指すのか」という目標に疑問を持つことは、ほとんどないのではないでしょうか。
遥さんがこの質問をした意味 – 『勝利』は目標ではなくて手段
本庄遥さんは、ソフトボールのピッチャーとして高校時代に『日本一』を経験しています。
大会の試合に臨むたび、「このチームで勝ちたい」という気持ちの中、遥さんはピッチャーとして投げ続け そしてとうとう『日本一』というスポーツ選手が誰しも憧れる称号を手にいれます。
ところが遥さんが感じたのは嬉しさよりも、
「もうこのチームでソフトボールができないんだ…」という悲しさでした。
「負けたら終わり」という感覚は誰にでも理解できます。
ところが日本一を経験した遥さんは、「結局、勝っても終わりなんだ」ということを知ってしまったのです。
『日本一』や『優勝』自体を目標にしてしまうと、最終的に勝ったとしても必ず【燃え尽き症候群】になってしまいます。
本庄遥さんは、その勝利の先のビジョンこそが大切だと考えているのです。
「『勝利』が目標ではなく手段」というのはどういうことなのか

(右下:本庄遥さん、オーストラリアでのチームメイトと)
遥さんの言う『勝利の先にある目標』というのは、一体どんなものでしょうか。
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(ここは私の考えです)
たとえば、勉強で考えてみましょう。
勉強というものは、「テストで100点を取る」というのを目標にしがちです。ですが、本来は知識の定着が目的であって、テストというのはその定着力をわかりやすく確認するための手段でしかありません。
知識が最終的に定着していれば、テストが100点であろうと極端に言えば0点であろうと問題はありません。
では、スポーツで考えたらどうか…
勉強で例えたところでいう「テストで100点を取る」が【大会日本一】だとしたら、「知識の定着」という部分をあなたは自分なりに説明できるでしょうか。
それを本庄遥さんは考えて、自分なりの答えを出したのです。(この問題には正解はなくて、自分自身で考えるものだと思います!)
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遥さんの目標は、「ソフトボールで世界を幸せに!」というものです。
その目標のために、日々 遥さんは行動を考えていて、それがライターとしてのお仕事だったり、YouTubeでの動画配信であったり、人と会ってお話をすることであったりするのです。
そして、その行動のための『ツール』として【ソフトボールが存在している】というのが本庄遥さんの考えなのです。
「本庄遥のソフトボール」というものの価値を高めるために『ソフトボールでの勝利』が存在するのであって、『ソフトボールでの勝利』そのものが目標であるわけではないのです。
だからといって、ソフトボールに対していい加減な気持ちであるわけではありません。むしろ常に本気であって、応援してくれているすべての方に『彼女の本気』で返そうという気持ちがあります。
「日本一になりたい理由はなんですか?」
その先にあるビジョンについて考える。
スポーツに関わりながら生きていく
今後の人生にも繋がっていくことなので、ぜひ本庄遥さんが出したこの質問について本気で考えてみてください。
「スポーツはツール」- スポーツに振り回されずに自分の人生を歩こう!
本庄遥さんの『ソフトボールに対する想い』を改めて聞いたとき、身震いがしたことがありました。
彼女にとっては、ソフトボールは人生の一部のようでもあり、でもそれに振り回されていない・自分の人生をしっかりと構築して歩いている【明確な意志】のようなものを見たのです。
ソフトボールを愛していて、たまたま人を幸せにできる手段がソフトボールだっただけ

(右から三人目:本庄遥さん、サンクチュアリ出版社オフ会にて)
人生の目標を立てるとき、例えば自分が死ぬときに「私の人生は、〇〇な人生だった」と言いたい、という目標を考えるとき、それをスポーツと直結させている人は少ないと思います。
(少し時間を取って、「人生の目標」について考えてから読み進めてみてください)
遥さんは「ソフトボールで世界を幸せに!」という目標を掲げてはいますが、ソフトボールがメインではないことは、お話をしていた中で、また見させていただいた動画の中でも感じられます。
遥さんにとっては、自分の身近にいる人、応援してくれるすべての人を幸せにすることこそが目標で、たまたまその『人を幸せにできるツール』が、遥さんの愛しているソフトボールだっただけなのです。
この話を聞いたとき、少し恥ずかしい表現をすれば(笑)、「本庄遥」という人間と「ソフトボール」というスポーツは相思相愛で、良い意味でお互いがいなければいけないような【運命共同体】だと感じました。
だから、それを見つけられたこの遥さん自身の思考の深さ・凄さに私は鳥肌が立つほど感動したのです。
『思い込み』の枠をはずしていく大切さ
ここまで明確に、「自分自身」と「関わるスポーツ」について考え抜いてる人がどれほどいるでしょうか。
おそらく、漠然とは考えていても【自己分析】をしっかりし、【スポーツで生きていく方法】についてもここまで深く考えられている人はなかなかいないと思います。
最初の「なぜ日本一になりたいのか」という問いにしても、私は遥さんから質問されるまでなんの疑問にも思っていないことでした。
本庄遥さんの魅力の1つは、この本質的なことに気づけて、しかもそれをしっかりと深く掘り下げて考え、さらに自分の目標に紐づけて行動に落とし込めることです。
私が、実はいまだに遥さんのソフトボールを見ることができていないのに、心の底から「遥さんを応援したい!」「絶対に幸せになってほしい!」と思えるのは、こういう生き様が本当にカッコよくて、本当に尊敬できるからなのです。
これから、あなたがスポーツで生きていきたい・スポーツに関わって生きていきたいと考えているとしたら、
その『スポーツそのもの』だけに囚われることではなくて、もっと視野を広げてさまざまなことを経験し・勉強し、遥さんのように人生そのものの目標を見つけて、そのツールとしてスポーツを活かせる道を探し出して幸せに生きてほしい!と願わずにはいられません。
スポーツはあなたを苦しめるものではなくて
あなたを そして周りの人を幸せにするツールとして共に生きてほしい
本庄遥さんの生き方は、まさにそれを体現しているように思います。
「本庄遥」に魅力を感じた方へ
私は、これまで何度も遥さんとお話をさせていただいています。
そのたびに、遥さんの考え方やソフトボールへの想いに感銘を受けていて、私は「本庄遥」という人間を本当に尊敬しています。
また今回『本庄遥ファンクラブ』というものにも入りました。
そのファンクラブの中では、遥さんが「メンタルコーチング」というものを受けて、YouTubeでは『一部公開』だったソフトボールへの想いや考え方を掘り下げていく動画を、全編カットなしで公開してくれていたりして、遥さんの考えをより深く知ることもできます。
※こちらが一部公開のYouTubeです👇
そのほかにもファンクラブ内では、毎日の活動や遥さんが日々どんなことを考えているのかをfacebookの非公開グループで投稿してくれます。
アスリートとしてどう生活費を稼ぎながらスポーツを続けていくのか、というのはもちろん、それ以外でも自分をどうブランディングしていくのか・自分の生き方をどう設計していくのかという点でも、本庄遥さんの考え方に触れること自体がとても勉強になります。
現状、スポーツ選手として生きていくことは日本では簡単なことではありません。
【自己分析の大切さ=自分の武器の探し方】は、これから本当にとても大切です。
今、「誰も歩いたことのない道」を突き進んでいる本庄遥さん
その活躍を、少しでも近くで見てみませんか?
