どうも、おハナマル☆スポーツ運営者のおハナマル(@sportsohanamaru)です。
このページでは、ダーツの投げ方のルールとマナー、それから初心者が抑えておくとよい「ダーツの投げ方のコツ」をお話していきます。

この記事の『内容確認』を【プロライセンス】をお持ちの関口翔悟さん(@syogo_darts)にしていただきました。
ありがとうございました!
目次
【ダーツの投げ方】基本ルールとマナー
【ダーツ初心者のまとめ】でも書きましたが、改めてこちらにも「ダーツの投げ方ルール」と「ダーツを投げるときのマナー」をまとめておきます。
<ダーツの投げ方ルール>
- スローラインより後ろから投げる
- ボードに刺さらず、落ちた場合は投げ直すことはできない
<ダーツを投げるときのマナー>
- 「投げる手」と「スローラインに置く足」は同じにする
- アンダースローで投げない
<対戦時のマナー>
- 相手が投げるときは、スローラインより前に立たない
- ダーツを渡すときは、尖った部分を自分側にする
- 相手がダーツを拾ってる間は、投げる構えをしない
【ダーツの投げ方コツ】まずは 考えすぎずに投げてみよう
「ダーツの投げ方ルール」と「ダーツを投げるときのマナー」さえ守っていれば、基本的には、自分の投げやすいように投げて大丈夫です。
まずは、考えすぎずにダーツを投げてみましょう。
それでも、
- 自分が思うところに投げられない
- 投げ方が安定しない
という初心者の方も多いと思います。
今回 この記事を書くにあたって、ダーツ経験の長いベテランさんに ダーツの投げ方を教えていただきましたので、そちらをお伝えしていきます。
①腕の動かし方:手を横に大きく振ってみる
ダーツを投げるときの基本動作は、
『ダーツを投げる方向に、腕をまっすぐ動かす』ことです。

腕をまっすぐ動かすための姿勢を確認してみましょう。
(1)ダーツを持たずにまっすぐ前を向く
まずは、何も持たずにまっすぐに前を向いて立ちましょう。
(2)両手を横にまっすぐ伸ばし大きく腕を振る
まっすぐ前を向いたまま、両手を横にまっすぐ伸ばして、大きく腕を振ってみましょう。今、利き手側(ダーツを投げる腕)は、ダーツを投げる方向にまっすぐ腕を振っています。
(3)その「腕の振り」を保ったまま、スローラインからダーツを投げる
(2)での腕の振り方は、台に向かってまっすぐの振り方になっているはずです。そのままスローラインに立って、ダーツを投げてみましょう。
ひとつ注意したいのが、「腕の振りが台に向かってまっすぐな方向」というのは、体の向きは台の方ではなく横を向いているということ。固くなりすぎずに、首だけを台の方に向けましょう。
また、腕の振りが「狙いたい場所」を通っている位置に立つようにしましょう。
腕は下まで大きく振る必要はありません。
ひじを痛めるので 不自然に【地面と平行】で腕を止める必要はありませんが、『紙飛行機を飛ばす』感じの自然な位置で動作を終わらせましょう。
この投げ方を維持していけるようになると、コントロールの修正がしやすくなります。
②上下方向の修正:「ダーツの先端部分の向き」と「ダーツを離すタイミング」
腕をまっすぐに振ることができるようになってきたら、少しずつコントロールの調整をしていきます。
まずは、『上下方向』の修正です。
(1)狙いを「上」に修正したい場合:先端を上に・離すのを早めに
狙いを「上」に修正したい場合、『ダーツの先端を上にあげる』という方法があります。

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同じフォームで投げたとしても、ダーツの先端が上を向いていると弾道が上に修正されます。
または、ダーツを手から離すタイミングを少し早めにします。
人の腕の動きは『弧』を描くようになっていますので、早めに投げると飛ぶ方向が上に修正されます。
(2)狙いを「下」に修正したい場合:先端は下に・離すのを遅めに
逆に、狙いを「下」に修正したい場合、『ダーツの先端を下にする』という方法になります。

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ただ、ここで注意したいのが、あまり下を向きすぎないようにすることです。イメージとしては、自分が狙いたい位置との『差』の分だけを下げること。
もし仮にまっすぐのちからでダーツを投げることができたとしても、ダーツの弾道は重力で少し下に下ります。
そのことを考えると、初心者があまり下を狙いすぎると落ちすぎてしまう可能性があるからです。
もうひとつの方法としては、ダーツを離すタイミングを遅くすることです。
(1)でも言ったように、ダーツを投げる腕の動きは弧を描いていますので、タイミングを遅くすると弾道が下向きになるのです。
③左右方向の修正:「立ち位置」か「体の向き」
次は、左右方向の修正です。
①の「腕の動かし方」で、せっかくまっすぐ投げられていますので、左右に修正する場合もその動かし方は変えないでおく方がよいでしょう。
なので 左右方向への修正は、
- スローラインでの「立つ位置」
- 台に向かって立つ「体の向き」
で調整していきましょう。
(1)「立ち位置」で左右を調整する場合
「体の向き」は台に対して変えないままで、スローラインでの立つ位置を左右にずらしていきます。
※イメージ図

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そうすることで、そのまま まっすぐ投げたとしても『右に立てば右に』『左に立てば左に』修正することができます。
(2)「体の向き」で左右を調整する場合
もうひとつは、スローラインでの「立つ位置」は変えないままで、自分の体の向きを変える方法があります。
※イメージ図

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このときも、投げ方自体は変えないように気をつけましょう。
まっすぐ投げることで、体の向きの分 左右に方向を変えることができます。
(1)(2)のどちらが自分に向いているのかは、実際にダーツを投げて探ってみましょう。
【ダーツの投げ方:基本ルールとマナー・コツ】まとめ
まずはルールやマナーを守っていれば、自分の投げやすいようになげてみるのもありです。それでも「もっと上手くなりたい」「自分が思っているところに投げたい」という方は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
<ダーツの投げ方ルール>
- スローラインより後ろから投げる
- ボードに刺さらず、落ちた場合は投げ直すことはできない
<ダーツを投げるときのマナー>
- 「投げる手」と「スローラインに置く足」は同じにする
- アンダースローで投げない
<対戦時のマナー>
- 相手が投げるときは、スローラインより前に立たない
- ダーツを渡すときは、尖った部分を自分側にする
- 相手がダーツを拾ってる間は、投げる構えをしない
ダーツを投げるときの基本動作
👉ダーツを投げる方向に、腕をまっすぐ動かす
<狙いを「上」に修正したい場合>
ダーツの先端を上に上げる
もしくは、ダーツを離すタイイングを早くする
<狙いを「下」に修正したい場合>
ダーツの先端を下に下げる
もしくは、ダーツを離すタイミングを遅くする
<狙いを「左右」に修正したい場合>
『立つ位置』を左右にずらす
もしくは、立ち位置は変えず『体の角度』を変える
あとは、とにかく『自分のクセ』を知ることです。