どうも、おハナマル☆スポーツ運営者のおハナマル(@sportsohanamaru)です。
私は、長男(小4)、次男(小2)、長女(3歳)の子を持つ「元サッカー少女」サッカー経験のある母です。

子供が小学校にあがると、何かと習い事を始めることが多いものですよね。
もちろん最初は、子供が興味を持ち、楽しんで始められそうな「習い事」を選ぶのではないでしょうか。
それでも、長く習い事を続けていくにつれ、子供の気持ちにも変化が起こることもあります。
今回は、長男がサッカーチームに入部し、1年続けたのち辞めるに至ったお話をしていこうと思います。
目次
「なんとなく楽しそう♪」で始まったスポーツの習い事

長男がサッカーを始めたのは、小学校3年生の11月。
仲の良い友達がチームに入っていて、さらに弟も「サッカーやりたい!」と言っていたのもあって、兄弟同時に地元のサッカーチームに入部しました。
それまで、スポーツの習い事をしたことがなく、どちらかというと運動の苦手な長男は、最初は練習についていくので精一杯。
それでもチームメイトとは仲が良く、試合や練習での遠征もとても楽しそうに参加していました。
練習に対する思いには波があったけど…
このチームは、『平日3日+土日』の週5で練習があり、かなり日程的にはハードなものでした。
最初にお伝えすると、長男には生まれつきの心臓の病気があり、今は治癒している状態ではありますが、普通の人よりは激しい運動をさせることができません。
そういうこともあって、
「これは練習が多すぎるな…」
と感じて、適度に休ませていた日々。
たまに、練習に行くのが面倒で「今日、休む~」と言うことはあっても、本当に嫌で休むことはなく、本人も楽しんでサッカーを続けていました。
そんなときに起こった長男を傷つけたある出来事
その出来事は、長男がチームに入って「もうすぐ1年」というときに起こりました。
いつも練習の最後に、試合形式のミニゲームをやります。そのときに高学年の選手から放たれた言葉が長男を傷つけました。
「お前はチームにいらない」
お世辞にも、あまりサッカーが上手いとは言えない長男。だからといって、これはスポーツをしている者として、絶対に言ってはいけない言葉です。
さらに、このことをコーチにも伝えましたが、そのあとの対応も納得いくものではありませんでした。
「犯人探しをするつもりはありません」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
これは、何か違うのではないでしょうか?
傷つけられたのは長男なことは、他の子供たちにも明白です。ただ単に晒し者のようにされた長男。それなのに、この言葉を放った子供には何の指導もなく、放置。
この子の今後のためにも、絶対に良いことではありません。
【何が悪かったのか】
このときに教えてあげなかったばかりに、この子は今後も同じ間違いをしていってしまう。もう このときの対応には、本当に呆れ返ってしまいました。
子供の気持ちが一番大事 -「楽しくない」そう感じたら辞め時

長男にとって、同じ学年のチームメイトとの練習自体は、この時もまだ楽しかったようです。
ですが、やはり傷つく言葉を放った子と顔を合わせるのは嫌だったようで、結果として長男は「やっぱり辞める」と決めました。
これはサッカーだけでなく、どんな習い事にも共通して言えることだと思いますが、チームで問題が起きたとき、コーチやその周りの環境に不信感を持ったとき、そして子供が「楽しい!」と感じられなくなったとき、そのチーム(環境)に固執する必要はまったくありません。
本当にサッカーを続けたいなら、他のチームを探せばいいし、別のスポーツや別の習い事を探せばいいのです。
子供が楽しいと感じ
もっとやりたい・もっと上手くなりたい
そう思うことが大切です。
だから、子供の気持ちが一番大事で、
「楽しくない」と思った時が【習い事のやめどき】なのです。
それでも「あきらめグセ」がつくのでは…と悩む方へ
嫌なことから逃げて、辞めてしまうのは「あきらめグセ」がつくのでは…
そう悩んでいる方もいるかと思います。
ですが、本当に好きでもないことをイヤイヤ続けることは、はたして子供にとって良いことなのでしょうか?
好きでもないことを辞めることは「諦める」というのでしょうか?
日本人はなにかと「続けること」に美徳を感じすぎるといいます。
もし今、あなたのお子さんがしている習い事で、悩んでいたり、楽しめていないようなら、まずはしっかりとお子さんと向き合ってあげてください。
その成長は、そこでしかできないことですか?
「辞めること」=「悪いこと」と思い込んでいませんか?
環境を変えることは「諦めること」とは違います。
今後、あなたのお子さんが本気で取り組みたいことを見つけたときは、ぜひ全力で応援してあげてください。
それまでは柔軟に、お子さんが「本気で続けていきたい!」と思えるものを一緒に探してあげてください。
子供の可能性は無限大です。