どうも、おハナマル☆スポーツ運営者のおハナマル(@sportsohanamaru)です。
ゴールキーパーとの1対1の勝負ができる絶好のチャンス「PK(ペナルティキック)」
チャンスをものにするために、今回はしっかりとPKに関するルールを覚えていきましょう。

目次
【基本ルール】PKの蹴り方・守り方
まずは、基本的なPKの蹴り方とゴールキーパーに関するルールを見ていきましょう。
①PKの蹴り方
まずはキッカーに関するルールからです。
- ボールはペナルティマーク上で静止させなくてはならない
- ペナルティキックを蹴る選手は、明らかに特定しなくてはいけない
- ボールは前方に向けて蹴らなくてはいけない※1
- 助走終了後にフェイントをしてはいけない※2
- インプレー(試合再開)後、他の競技者がボールに触れるまで、キッカーはボールに再び触れてはいけない
※1:ボールが前方に蹴られていれば、バックヒールキックも可
※2:PKを蹴る前の助走中はフェイント可
(参考:サッカー競技規則)
もう少し詳しく解説をしていきます。
(1)審判によるPKの合図
PKは、審判によってキッカー・キーパー・他の競技者がルールを守っていることが確認され、PKを蹴るための合図をすることによっておこなわれます。
<キッカーがボールを蹴るまでの流れ>
- ボールはペナルティマーク上で静止させなくてはならない
- 審判は、キッカー含めゴールキーパーや他の選手がルールどおりの位置についたことを確認
- 主審がPKを蹴るための合図をする
- キッカーが前方にボールを蹴る
(2)助走時のフェイントに関するルール
サッカーの試合を見ているときに、ボールを蹴る前の助走時にリズムを変える選手を見たことがあるかと思います。
ボールを触る前の助走中のフェイントはファウルとはならず、ルールとして認められています。
ただし、助走が終わり まさに蹴る瞬間でのフェイントは警告となり、試合中のPKの場合 守備側の間接フリーキックでの再開となってしまうので注意しましょう。
<助走時のフェイントに関するルール>
- ボールを触る前の助走中のフェイントはファウルとはならない
- 助走が終わり まさに蹴る瞬間でのフェイントは警告となる
→試合中のPKの場合、守備側の間接フリーキックでの再開
②PK時のキーパーに関するルール
続いては、ゴールキーパーに関するルールです。

- ボールが蹴られるまで、キッカーに面する
- 両ゴールポストの間のゴールライン上にいる
- ゴールポスト、クロスバーまたゴールネットに触れていてはならない
- ボールが蹴られるとき、ゴールキーパーは少なくとも片足の一部をゴールラインに触れさせているか、ゴールラインの上に位置させていなければならない
【動きまわっているゴールキーパー】蹴る瞬間ゴールライン上に足がなければならない
プロや代表戦を見ているときに、横に動き回っているゴールキーパーを見たことがあるかと思います。
上の②のように「ゴールポスト間ライン上」にいれば問題はないように思われますが、キッカーがPKを蹴る瞬間、もしゴールライン上に足がなくジャンプなどをしてしまっていたらファウルとなってしまい、
- ボールがゴールすれば、そのまま得点
- ボールがゴールせず外れたら、ゴールキーパーに警告とPKのやり直し
となるので良いことはありません。
もし、リズム的に動いていたい場合は審判の合図前までにし、合図がされたらしっかりと冷静にゴールライン上に足を置いてPKに備えるようにしましょう。
試合プレー途中のPK
試合途中のPKも「キッカー」「ゴールキーパー」に関するルールは、先述したものと同じです。
あとは、キッカー・ゴールキーパー以外の選手に関するルールがありますので、そちらを解説していきます。
キッカー・ゴールキーパー以外の競技者の位置
キッカー・ゴールキーパー以外の選手は、以下を守った位置にいなくてはなりません。
- ペナルティーマークから少なくとも9.15m(10ヤード)以上離れる
- ペナルティーマークの後方
- 競技のフィールド(グラウンド)の中
- ペナルティーエリアの外
インプレー(試合再開)前に侵入禁止エリアに入ってしまった場合
PKが蹴られ、明らかにボールが動いてインプレー(試合再開)になる前に、競技者が上記位置に侵入した場合は
(1)侵入したのがキッカー味方競技者の場合
- ボールがゴール→PKのやり直し
- ボールがゴールせず外れる→守備側競技者による間接フリーキック
(2)侵入したのがゴールキーパー味方競技者の場合
- ボールがゴール→そのまま得点
- ボールがゴールせず外れる→PKのやり直し
となります。
その他の基本ルール
その他の基本的なルールをまとめていきます。
<PKやり直し等の決まり>
- 守備側競技者(キーパー含む)の反則
→ゴールしたら得点/外れたらPKやり直し - 攻撃側競技者の反則
→ゴールしたらやり直し/外れたら、守備側の間接フリーキック - キッカー・ゴールキーパーが同時に反則
→ゴールしたら守備側の間接フリーキック(キッカーに警告)/外れたらPKやり直し(キッカーとゴールキーパーに警告)
<その他>
- 他の競技者がボールに触れるまで、キッカーは再びボールをプレーしてはならない。
【PKに関するルール】まとめ
最後におさらいをしていきましょう。
①キッカーに関するルール
- ボールはペナルティマーク上で静止させなくてはならない
- ペナルティキックを蹴る選手は、明らかに特定しなくてはいけない
- ボールは前方に向けて蹴らなくてはいけない※1
- 助走終了後にフェイントをしてはいけない※2
- インプレー(試合再開)後、他の競技者がボールに触れるまで、キッカーはボールに再び触れてはいけない
※1:ボールが前方に蹴られていれば、バックヒールキックも可
※2:PKを蹴る前の助走中はフェイント可
(1)キッカーがボールを蹴るまでの流れ
- ボールはペナルティマーク上で静止させなくてはならない
- 審判は、キッカー含めゴールキーパーや他の選手がルールどおりの位置についたことを確認
- 主審がPKを蹴るための合図をする
- キッカーが前方にボールを蹴る
(2)助走時のフェイントに関するルール
- ボールを触る前の助走中のフェイントはファウルとはならない
- 助走が終わり まさに蹴る瞬間でのフェイントは警告となる
→試合中のPKの場合、守備側の間接フリーキックでの再開
②ゴールキーパーに関するルール
- ボールが蹴られるまで、キッカーに面する
- 両ゴールポストの間のゴールライン上にいる
- ゴールポスト、クロスバーまたゴールネットに触れていてはならない
- ボールが蹴られるとき、ゴールキーパーは少なくとも片足の一部をゴールラインに触れさせているか、ゴールラインの上に位置させていなければならない
③(試合中のPK)キッカーゴールキーパー以外の競技者の位置
- ペナルティーマークから少なくとも9.15m(10ヤード)以上離れる
- ペナルティーマークの後方
- 競技のフィールド(グラウンド)の中
- ペナルティーエリアの外
<インプレー(試合再開前)に侵入禁止エリアに入ってしまった場合>
(1)侵入したのがキッカー味方競技者の場合
- ボールがゴール→PKのやり直し
- ボールがゴールせず外れる→守備側競技者による間接フリーキック
(2)侵入したのがゴールキーパー味方競技者の場合
- ボールがゴール→そのまま得点
- ボールがゴールせず外れる→PKのやり直し
<PKやり直し等の決まり>
- 守備側競技者(キーパー含む)の反則
→ゴールしたら得点/外れたらPKやり直し - 攻撃側競技者の反則
→ゴールしたらやり直し/外れたら、守備側の間接フリーキック - キッカー・ゴールキーパーが同時に反則
→ゴールしたら守備側の間接フリーキック(キッカーに警告)/外れたらPKやり直し(キッカーとゴールキーパーに警告)
<その他>
- 他の競技者がボールに触れるまで、キッカーは再びボールをプレーしてはならない。
攻撃の時はチャンスをものに!守備のときはピンチをきちんと守り抜きましょう!