どうも、おハナマル☆スポーツ運営者のおハナマル(@sportsohanamaru)です。
暑くなる時期が年々早まってる気がするこの頃。
子供たちは、水遊びの季節にワクワクしていることでしょう。
暑い日のお庭やベランダにビニールプールを出しての水遊びは気持ちがいいものですが、子供は遊ぶだけだけど、ママたちは準備もあるから大変です。
少しでも準備で混乱をしないために、ビニールプールの準備・設置~終わった後の片付け方法までいろいろとまとめました。
また、安心して楽しく遊ぶためのおすすめ商品も一緒にご紹介していきます。
※この記事は、「生活おハナマル」同運営者のサイトから移したものです。
目次
【ビニールプールの理想的な設置場所】安全面と守るべきこと
家でビニールプールを設置するのにあたって注意するべきことは3点。
- 地面の状態
- 日当たり具合
- マンションの場合の注意点
特に難しいところはないのでポイントをしっかりと守って、子供が安全に遊べるようにプールの設置をしてあげましょう。
(1)地面の状態
ビニールプールの底は柔らかいので、地面の状態には特に注意をしましょう。
- 地面が固くないところを選ぶ
- 底まで空気の入るタイプのプールにする
- 庭で遊ぶ場合は、石や木の枝がないかをよく確認する
①地面が固くないところを選ぶ
水遊びをしているときの子供は、とても転びやすいです。地面が固いと思わぬケガをしてしまいます。
下がコンクリートなどで固い場合は、【人工芝】や【クッションのあるレジャーシート】を敷きましょう。
※大きさが何パターンかあるので、設置スペースの面積に合わせて購入できます。
※柄がいくつかあります。
②底まで空気の入るタイプのプールにする
底部の柔らかさをさらに重視するのなら、ビニールプールの底にも空気が入るタイプを選びましょう。
③庭で遊ぶ場合は、石や木の枝がないかをよく確認する
土の庭の場合は地面の固さに問題はありませんが、かわりに石や木の枝などが転がってる恐れがあります。
子供のケガやビニールプールの破損に繋がるので、プールを設置する前にしっかりと確認をして取り除いておきましょう。
(2)日当たりの具合
初夏から夏にかけての紫外線は、子供の肌にとても強い刺激を与えてしまいます。
- 日よけや屋根のあるところを選ぶ
- 直接日が当たるところは対策を考える
水遊びが『日焼けの痛い思い出』にならないように、きちんと準備をしていきましょう。
①日よけや屋根のあるところを選ぶ
庭やベランダに屋根があるところがあればその場所を利用しましょう。
屋根がある場所を利用できなかったり、屋根自体がない場合は
- 屋根付きプール
- パラソル
- テント
などの使用をオススメします。
<屋根つきビニールプール>
※楽天やAmazonで探すときは、「ビニールプール 屋根」と調べるとたくさん候補が検索できます。
<パラソル>
もうすでにビニールプールを持っている場合は、レジャー用の【パラソル】がおススメです。
※パラソルを置く位置を調整できる場合は「よくあるタイプ」の上のパラソルでよいと思います。
ですが、場所が限られている中で日よけをしなくてはならない場合は、プールの真上にパラソルの傘がくるような下の「柄(え)が中心ではないタイプ」を選んだ方がよいかもしれません。
ただ、お値段がだいぶ違う(下のパラソルが高い)のでよく考えてから購入しましょう。
<ワンタッチテント>
ビニールプールをすでに持っている場合は、パラソル同様【ワンタッチテント】もおススメです。
※テントを選ぶときは、プールの大きさとテントの間口の大きさに注意してください。テントの間口よりプールの方が大きいとテントの中に入れられません。
「パラソル」「ワンタッチテント」を
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②直接日が当たるところは対策を考える<帽子・日焼け止め>
屋根つきプールやパラソル・テントをすぐには用意できない、位置や広さ的にパラソルやテントを使うことができない場合は、【帽子】と【日焼け止め】でしっかりと対策をしましょう。
※首元が焼けるととても痛くなりやすいです。子供用の帽子は、しっかりと首元まで隠せるものを選びましょう。
「帽子」「日焼け止め 子供」を
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(3)マンションの場合の注意点
マンション住まいでビニールプールで遊ばせたい場合は、まずマンションの規約でベランダでのプール遊びが禁止されていないかを確認しましょう。
禁止されている場合は、その決まりを守りましょう。
ベランダでの水遊びが禁止はされていなくても、以下の3点には気をつけましょう。
- 避難はしごの上は空けておく
- 上下左右のご近所さんへ配慮しながら遊ぶ
- 防水加工のレジャーシートを敷く
安全面やご近所さんへの配慮を忘れずに準備しましょう。
①避難はしごの上は空けておく
非常時に使うことになる「避難はしご」
ベランダをよく確認していただきたいのですが、避難はしごはしっかりと大きめなフタがされています。
避難はしごの上に物を置かないことは、自分たちの避難経路確保、また上の階の方のための避難経路確保のためにも大切なことです。
避難はしごの上にビニールプールを置いて遊んだり、普段から物を置かないように注意しましょう。
(参考:ホームズ「避難はしごの使い方とは?」)
②上下左右のご近所さんに配慮しながら遊ぶ
規約で明確にベランダでのプール遊びが禁止されていなかったとしても、手放しで思いっきり遊ばせてよいというわけにはいきません。
まず、声や物音の問題です。
「外」という空間である以上、声や物音は上下左右に響きます。
親である自分たちは「遊んでるのは子供だから、少しくらい騒ぐのは仕方のないことだ」と思ってしまいますが、ご近所さんたちにとっては必ずしもそうとは限りません。
難しいことではありますが、なるべく大きい声や大きな物音を出させないように子供にも伝えておきましょう。
もうひとつは、「水」の問題です。
子供がお隣さんや階下に向かって水を飛ばしたり、ベランダ外に向かって水を飛ばしたりしないようにしっかりと話して聞かせておきましょう。
洗濯物や通行人に水がかかり苦情に繋がるケースもあります。「水問題」は特に注意が必要です。
③防水加工のレジャーシートを敷く
プールの水が一度に大量に排水されると階下が水浸しになってしまうことがあります。
万が一、ビニールプールに穴が開き水が漏れてしまたときのために、「防水加工されているレジャーシート」を敷いておくとよいでしょう。
※大きさの基準は、プールより大きく淵まで持ち上げられるサイズです。
プールに穴が開いて水が漏れたときに、シートを持ち上げて水の行方を誘導できるのが理想です。
【プールの準備~片付け】水遊び当日の流れ
さて、ここから「水遊び当日の流れ」についてお話していきます。
- 準備:ビニールプールの用意・水の準備の仕方
- 遊び:着替えの準備・遊ばせるときの注意点
- 片付け:排水・ビニールプールの片付け方
①準備:ビニールプールの用意・水の準備の仕方
子供たちに遊ばせる前に、まずしっかりやっておかないといけないのが『ビニールプールの用意』と『プールのお水の準備』です。
(設置場所についての注意は、前述の項目「ビニールプールの理想的な設置場所」をお読みください)
(1)ビニールプールの用意
ポイントは2つ。
- ビニールプールの準備は、遊ぶ当日朝にする。
- ビニールプールへの空気入れは重労働なので、ポンプを事前に購入しておく。
①プールは、遊ぶ日の朝に準備する
なぜ当日朝が良いのかというと、衛生面の理由です。
プールを広げて置いておくと、ほこりや虫がプールに入ってしまいます。
小さい子供が、そのプールの中に水を入れて遊ぶのですから、できるだけキレイな状態で遊べるように準備してあげましょう。
②事前に空気入れ用のポンプを購入しておく
これは実体験なのですが、ビニールプールへの空気入れは思った以上に大変です。
できれば、当日までに空気を入れるためのポンプの購入をおススメします。
一番楽なのは、電動ポンプ。
次に楽でおススメなのが、空気入れではなく『空気を入れないで遊べるタイプのビニールプール』です。
※このタイプのプールは、プールのサイドが割れやすいものもあるのでよく調べてから購入してください。
あとは、安くすませたい場合は、足で押すタイプのポンプです。
(2)プールのお水の準備
ポイントは4つ。
- お水の準備も遊ぶ当日の朝にする。
- お水に虫が入らないように対策する。
- 水は少なめにする。
- 水の温度が低すぎる場合は、お湯で調整する。
①プールのお水は、遊ぶ日の朝に準備する
衛生面を考えて、お水の準備は遊ぶ当日の朝にします。
直接体に触れる・小さい子は口に水が入ってしまうことも考えられます。古い水を使用するのはやめましょう。
また、直前にお水を準備するのも避けた方がよいです。プールの水が冷たすぎてしまいます。
太陽の熱で温かくなるように、朝に水を入れておきましょう。
②お水に虫が入らないように対策する
蚊などの虫が多い季節です。
プールに入れている水に虫が入らないように対策をしておきましょう。
対策方法は2つ。
- 蚊帳(かや)や防虫ネットをかける
- 水自体を、ポリタンクでためておく
※プールとのサイズ合わせに気をつけて購入してください。
③水は少なめにしておく
水の量は少なめにしておきましょう。
私たちが思っている以上に、ビニールプールでの事故は発生しています。
乳幼児では、水深10cmでも起き上がれず溺れる危険性が指摘されています。
また、3歳児が水深23.5cmで目を離してる間に溺れてしまった例も報告されています。
水の深さは様子を見ながら、遊ばせてるときは必ず目を離さないようにしてください。
(参考:東京くらしWEB「家庭用ビニールプールでおぼれ事故」)
④水の温度が低すぎる場合は、お湯で調整する
プールの適温は、26~31℃と言われています。
いろんな情報を合わせて読んでいったところ、子供を遊ばせるのなら30℃に近い方がよい気がしました。
理想的なプールに入る時間帯は13~15時くらいです。朝からその時間までプールに水をいれて温めていても、水温30℃には届かないかもしれません。
そんなときは、子供が火傷をしないように注意して、お湯で水温を調整してあげてください。
②遊び:着替えや準備・遊ばせるときの注意点
プールの準備も終わって、いよいよ子供たちが遊ぶ時間です。
着替えや遊ばせるときの注意点をしっかりと見ておきましょう。
(1)着替えや準備
準備は3つ。
- オムツをしている子の場合は、おしりをキレイにしておく。
- 水遊びパンツや水着に着替える。
- 日焼け対策をする。
①おしりをキレイにしておく
まだオムツが取れていない子の場合、プールの水を衛生的に保つために子供のおしりをキレイに洗っておきましょう。
②水遊びパンツや水着に着替える
子供たちもはしゃぎ始めているところではあると思いますが、水遊びパンツや水着にしっかりと着替えさせましょう。
③日焼け対策をする
上の項目「プールの理想の設置場所:日当たりの具合」でも用意はできているかもしれませんが、もう一度しっかりと日焼け対策をしていきましょう。
水遊びを思いっきり楽しんでもらいましょう♪
(2)子供をプールで遊ばせるときの注意点
注意点は大きく2つ。
- 水遊び中は子供から目を離さない。
- 子供の体調変化に気をつける。
①子供から目を離さない
どんなに小さいプールでも、どんなに水が浅くても、ちょっとしたことでアクシデントは起こります。後悔しないよにしっかりとお子さんを見ていてあげてください。
②子供の体調変化に気をつける
体調変化に気をつけるという点でのポイントは2つ。
- 熱中症に気をつけ、水分補給をしっかりする。
- 体が冷えすぎていないかチェックする(お腹を触って確かめるとよい)
子供は夢中になっていると、自分で変化に気がつきません。
子供のことをしっかりと見て、体調が悪くなる前にプールからあがらせるようにしましょう。
③片付け:排水・ビニールプールの片付け方
子供たちが思う存分水遊びをしたあと、ママたちは最後の仕事が残っています。
『プールの排水』と『ビニールプールの片付け方』について見ていきましょう。
(1)プールの排水
排水の仕事は主に2つ。
- 水を捨てる前に再利用する。
- 水を捨てる。
(「その場で流せる」or「排水溝まで届けてから捨てる」で方法が違う)
①水を捨てる前に再利用する
排水にもお金はかかります。
できるだけその水量を減らすためにも、使えるところには使っていきたいところです。
- 庭の植物に水をあげる
- 道路やすだれに打ち水としてかける
- 水拭き掃除に使う
※プールで使った後の水は汚れています。それを考慮して使えるところに使っていきましょう。
また、次の日にまたプールで遊ぶとしても必ず水は捨てて、次の日の朝に新しい水を用意しましょう。
②水を捨てる(2通りの排水の仕方)
プールの排水は、「その場で流せる」か「排水溝まで届けてから捨てる」によって、排水方法が違います。
1、プールの水をその場で流せる場合
使っているビニールプールのタイプによって排水をしていきましょう。
- 栓があるタイプは栓を抜く
- 栓がないタイプのプールは、プールの壁を倒して水を流す
2、排水溝まで届けてから水を捨てる
マンションなど、その場で流すことができない場合は『排水ポンプ』を使って排水溝まで届けてから水を捨てましょう。
そのときも、一度に大量の水を流さないように注意してください。
一気に流してしまうと、階下が水浸しになったり、詰まりを起こしてしまう恐れがあります。
(2)ビニールプールの片付け方
ポイントは2つ。
- ピンクの水垢を取るために、食器用洗剤で軽く洗う。
- カビをつけないために、しっかり乾かす。
お疲れさまでした!
子供の笑顔で頑張れるよね!
思った以上に長い文章になってしまいました(笑)
ママたちの頑張りや疲れなんて知らず、少し遊んで「もう終わる~」って言われたり、逆にいつまでたってもず~っと遊んで終わってくれなかったり…
子供に振り回される毎日。
そんな日々も、いつまであるかわかないですね。
ちょっとめんどくさい日常も、たまに疲れてしまってイライラしてしまう日常も、そんな日々もいつかは良い思い出になっていきます。