ビーチテニス

【ビーチテニスのルール解説】地面に落とせない!バウンドさせない砂の上のテニス

どうも、おハナマル☆スポーツ運営者のおハナマル(@sportsohanamaru)です。

 

「テニス」を知らない方はほとんどいないかと思いますが、『ビーチテニス』というスポーツがあるのをご存じでしょうか。

テニスという言葉が入っているものの、コートはその名のとおり『ビーチ』ですのでボールをバウンドさせることができません。

 

今回はそんな『ビーチテニス』のルールをわかりやすく解説していきます。

この記事の『内容確認』を【ビーチテニス日本代表】の中嶋進さん(@nakajima_susumu)と、スポーツの体験予約サイト「JunkleGYM(ジャンクルジム)」の担当さんにしていただきました。

さらに中島進さんには写真のご協力もしていただきました。

ありがとうございました!

ビーチテニスとは…

ビーチテニス(Beachtennis)とはパドル(Paddle)と呼ばれる特殊なラケットを使い、ネット越しにボールを空中で打ち合う競技である。テニスとビーチバレーとバドミントンを融合させたようなスポーツと表現される。

(Wikipediaより)

 

ネットスポーツであることはわかりましたが、どのようなスポーツなのか実際に動画で見てみましょう。

 

 

おハナマル
おハナマル
動画では、「バドミントン」に動きが似ている感じがしますね!

 

ビーチテニス:道具はなにを使う?

コートはビーチ。

道具もテニスとは違ったものを使っていきます。

 

【試合環境】ビーチバレーと同じ広さのコート×高さ170cmのネット

コートの広さはビーチバレーと同じ「8m×16m」

ネットは、テニスで見られる地面に着いているものではなくて、高さ170cmに張られたネットでおこないます。

 

※2020年度から、男子ITF大会(世界ランクのつく大会)のみ、ネットの高さが180cmになります。

 

【ラケット】ガットではなく板状の「パドル」

ラケットは、テニスで使われるガットを張ったラケットではなくて、「パドル」と呼ばれる板状のラケットを使います。

おハナマル
おハナマル
ビーチテニスを何度か体験していますが、重さはそれほどなく女性でもムリなく振ることができます!

 

【ボール】テニスボールとほぼ同じ大きさ・少し軽い

通常の黄色いテニスボールの重さは56.0g~59.4g、直径は6.54cm~6.86cm、

一方、ビーチテニスのボールの重さは約43グラム、直径は約6.5cmですので、テニスボールとほぼ同じ大きさで重さは少し軽く、また少し柔らかいボールです。

 

【テニスとの違い】得点に関わるルール

テニスと大きく違うところは、

「サーブ」と「ボールをコート内の地面に落としてはいけない」というところです。

 

【サーブ】たくさん違いがあるので要確認!

ビーチテニスのサーブは

  • サーブ1本のみ(セカンドはない)
  • ベースラインの後ろからだったら、どこから打ってもよい
  • サービスコートはなく、相手コート内に入ればよい
  • ネットインはインプレー(プレー続行・レットはない)

となっています。

 

また、レシーブ時には、

  • ネットから3m離れなくてはいけない※

というルールがあります。

 

※ただし明確なラインはなく、しかも地面は砂なのでラインが引けないためサイドラインに目印のテープをつけたりコーンを置くなどをして対応しています。

 

 

 

【得点方法】相手コート内に落ちたら得点

得点の数え方はテニスと同じです。

  • 得点は、0(ラブ)→15→30→40(ゲームポイント)※
  • 6ゲーム取ったら1セット
    (公式戦では3セットマッチ)

 

※テニスのようなデュース方式ではなく、基本的にはノーアドバンテージ方式。つまり、「40-40」の場合は次の1ポイントを取った方がゲームポイントとなります。

 

また、コートがビーチですので、テニスのように「1バウンドさせて返球する」ということはできません。相手コート内に落ちたらそのまま得点となります。

コート外(アウト)は失点です

 

サーブの得点に関するルールをまとめると

  • サーブは1本ミスしたら失点
  • コート内はどこに打ってもインプレーで、コート外(アウト)は失点
  • ネットインはインプレー(プレー続行)なので、失点しない

 

おハナマル
おハナマル
意外と難しいルールはありませんね!

 

 

そのほかの基本ルール

そのほかの基本ルールをまとめます。

  1. 基本的にはダブルス
    (一応シングルスもあるけど主流はダブルス)
  2. チェンジコート時・ゲーム終了時に相手選手とハイタッチ

 

これで終わりです!

おハナマル
おハナマル
すぐにビーチテニスを楽しめますね♪

 

【ビーチテニスのルール】まとめ

砂浜でやるバウンドさせないテニス「ビーチテニス」

もう一度ルールをおさらいしてみましょう。

 

ビーチテニスのルールまとめ

①競技環境

  • コート:広さ8m×16m
  • ネット:高さ

②道具

  • パドル(板状のラケット)
  • ボール

 

③サーブ

  • サーブ1本のみ(セカンドはない)
  • ベースラインの後ろからだったら、どこから打ってもよい
  • サービスコートはなく、相手コート内に入ればよい
  • ネットインはインプレー(プレー続行・レットはない)
  • レシーブ時は、ネットから3m離れなくてはいけない

 

④得点方法

(1)得点の数え方

  • 得点は、0(ラブ)→15→30→40(ゲームポイント)
    アドバンテージはない
  • 6ゲーム取ったら1セット
    (公式戦では3セットマッチ)

 

(2)得点の基本

  • 相手コート内に落ちたら得点
  • コート外に落ちたら失点

 

(3)サーブ時の得点・失点

  • サーブは1本ミスしたら失点
  • コート内はどこに打ってもインプレーで、コート外(アウト)は失点
  • ネットインはインプレー(プレー続行)なので、失点しない

 

⑤その他のルール

  1. 基本的にはダブルス
    (一応シングルスもあるけど主流はダブルス)
  2. チェンジコート時・ゲーム終了時に相手選手とハイタッチ

 

ビーチテニスは、実際のビーチや人工ビーチなどで遊ぶことができます。

おハナマル
おハナマル
体験できる場所もいくつかありますので、ぜひ一度やってみてくださいね♪