どうも、おハナマル☆スポーツ運営者のおハナマル(@sportsohanamaru)です。
部活でスポーツに本気で取り組んでいるあなた、そして もしかしたらこれからアスリートになっていくかもしれないあなたのカラダ。
女性にとって「生理」は大事なカラダの機能の一部であり、その周期を理解した環境で練習をしていく必要があります。
特に、女子中学生・女子高生年代では成長期とも重なり、スポーツと合わせて無理なダイエットをしてしまうと女性としての機能やあなたの大事な体を壊してしまいまうかもしれません。
今回は、母として、女性の先輩として、
また長年スポーツをしてきた・日々自分の体と向き合っているアスリートとして
- 女の子のカラダ
- スポーツとの向き合い方
についてお話していきたいと思います。

目次
部活での環境作りは本当に大切
女子中学生・女子高生であるあなたに、しっかりと伝えたいことがあります。
今、私は30代で3人の子供がいます。最初の出産は24歳でした。
まだ現実的には「子供を産む」なんてことは考えられないと思いますが、あなたの体は確実に女性へと変化をし、いずれ出産をすることになるかもしれません。
そのために、今現在のあなたの体を本当に大切にしてください。
体育系の部活をしている場合、顧問の先生によってはとても厳しくて休みにくい環境かもしれません。けれど、「女性のカラダ」になっていくあなた自身を大切にしてほしいのです。
「生理」を言い出せない環境は要注意!しっかりと相談相手を探そう
顧問が男性であったり、女性であっても周りの環境として「生理」による休みを言いにくい場合もあるかもしれません。
ですが、生理による体調不良を甘くみてはいけません。
ホルモンバランスが崩れて精神的に不安定になったり、鉄分が不足してフラフラしてしまったり…
そもそも本来は、「生理」によるパフォーマンスの低下を考えていないスポーツ指導がよいものなはずはないのですが、先生の年代や性別によってはそれを考えてくれていない場合もあります。
そんな環境の場合は、ご両親や保健の先生・担任の先生など、話しやすい大人でいいので誰かに相談しましょう。
無理をしなくてはいけない環境は、スポーツ選手としてもあなたの今後の人生においてもプラスには決してならないので、勇気を出して改善していきましょう。

上手に生理と向き合う方法
スポーツをやっていくうえで、どうしても体とは向き合う必要があります。
「生理」もそのひとつ。
ただ、「また生理がきた…本当に嫌だ…」と思うのではなくて、女性の体を持つ自分自身をしっかりと知っていきましょう。
「生理前かも?」と気がつけるくらい自分のカラダと対話する
日々、生活をしている中で
- 止められない食欲
- 抑えられないイライラ
- 耐えられない腹痛や腰痛
などが急に起こることがあるかと思います。
突然起こる症状に「自分の意志が弱いのかな」「自分が悪いのかな」などと思ってしまうかもしれませんが、それはただ生理前だからかもしれません。
自分の体調や心がいつもと少し違うなと感じたら、「もうすぐ生理かも?」と考えてみてください。
【自分のカラダとの対話】を繰り返すことで、自分の体の変化にも敏感になって対処方法を探すことができるかもしれないのです。
生理前・生理中はムリな練習はしない
生理前や生理中は、ホルモンバランスによって体の機能がいつもとは違います。
そんなときは、激しい練習はしないようにしましょう。
- 気持ちも乗っていない
- 体も無理をしている
そんな練習はスポーツのためにならないので、思い切ってしっかりと休むようにしましょう。
気分も乗らない・体も動かないなら『イメトレ』をするなど、やれることを探して無理のない範囲でやっていきましょう。
無知識でダイエットをするのはやめよう
それと合わせて、無理なダイエットもしないようにしてほしいです。
周りの目が気になったり、好きな男性がいたりして痩せた素敵なカラダを目指したい気持ちはよくわかります。
ですが、知識のない状態で、しかもスポーツをしているあなたがさらに無理なダイエットをするのは体を壊す恐れがあります。
場合によっては、生理が止まってしまったり、生理不順になってしまうこともあります。これは女性の体にとって良いわけがありません。
今は、「部活に集中する」なら部活に集中してください。
「今のあなた」が「未来のあなた」を作っていることを覚えておいてほしい
部活に本気になり、そのスポーツで強くなりたいとき、練習をたくさんしてしまいたい気持ちはよくわかります。
ですが、あなたの体は、学生である今に限界を迎えるべきではありません。
これから先、何十年と自分の体で生きていかなくてはいけないのです。
彼氏ができたり、就職したり、結婚したり出産したり…
もちろん、アスリートとして・趣味としてスポーツも続けていくかもしれません。
そんなあなたが今、体を酷使して使い物にならなくしてしまったら、あなたはこの先どうやって生きていきますか?
中学生・高校生、これからのことを考える時期になっているかと思います。
あなたはまだ子供だけど、自分で何にも考えることのできない「こども」ではないですね?
今は、何がやりたいかわからなくてもいいです。
ですが、体だけは大事にしてください。体が健康であれば、この先の人生で好きなことはいくらでも探せます。
- 厳しい顧問の先生
- 怖い部活の先輩
- 休むことのできない環境
簡単には、よい環境を手にいれられないかもしれません。
それでも、これからのあなたを考えれば、自分でどう行動するべきかわかりますよね。
絶対に後悔をしない行動をしてください。
それは、とても怖いことかもしれません。
でも、あなたが本気で考えて動いたなら、どこかに助けてくれる人が現れます。
自分の人生、自分でしっかりと歩いてみてください。
私でよければ、お話を聞きます。
一緒にどうすればよいのか、考えていきましょう。
